焦燥感とノイズ。

私的メモ帳。

ステップファザー・ステップ

この本面白いです。
story
職業泥棒である“俺”は、忍び込んだ家であろうことか落雷に遭い、そのまま屋根から転げ落ち気絶してしまった。そんな“俺”を助けてくれたのが、中学生になる双子の兄弟、直(ただし)と哲(さとし)。気絶から覚めると、双子は、気絶した際に採った指紋をネタに“俺”を脅迫してきた…

★★★★★ 5点ですね。宮部みゆきさんが書いた中でけっこう上に入るんじゃないでしょうか。
一つ一つの章が短編小説みたいになっていて読みやすいです。
でも全体で通してみると、ちゃんとした本になっているんです。
で、この「俺」がだんだん双子の兄弟の親っぽくなっていくんです。
なんか温かみのある小説でした。

これから本も紹介していこうと思っているのでよろしく。

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画像はここ