焦燥感とノイズ。

私的メモ帳。

Citizen Soul



最近発売した、People In The Boxのミニアルバムです。
こちら初回限定盤です。DVD付き。

少し、内容についても触れているので、そこらへんご了承を。 Amazonで購入し、1000円くらい安く購入できました。

今回のアルバムは前に出したアルバム、
Family RecordとかGhost Appleとかとは違う雰囲気のアルバムです。
全体的に静かで、スルツェイとか水曜日/密室とか完璧な庭とかのような曲は入ってません。
そして、前作までのような聴き終えた後、息をのんでしまうような衝撃はないです。

でも、前作以上に曲、歌詞の世界観は研ぎ澄まされていて、
いつの間にかPeople In The Boxが紡ぐ世界に引き込まれ、のめりこんでいきます。

効果音(ひぐらしの鳴き声とか、空き缶(?)の転がるような音とか)が物凄く印象的。
あと、メロディーの進み方が気持ち悪い、安定しない。
でも、居心地がいい。

5回くらい聴いて思ったのが、今回はいつも以上に素直に音を出しているということ。

作品という、また製品であるという、いままで無意識ではあれ設定していた
着地点を無視、度外視し、自分たちの五感が泡立つ時間のその胴体を、
大きな刀でバッサリとただ切り取ったのが『Citizen Soul』です。
http://peopleblog.jugem.jp/?eid=441

ってブログに書いてあったけど、
確かにって思った。そんな感じはする。
でもいつも通りシンプルなようで凝っているからすごい。

なかなかの名盤です。これからにも期待。ライブも楽しみ。

ちなみにDVDもかなり良かった。
バースデイがかなりやばかった。自分の知ったきっかけの曲でもあるからかもしれない。
あと笛吹き男、あんなにコードチェンジ忙しかったとは・・・!
福井さんアコギ弾いていたし、
昏睡クラブのアコースティックVer.とか珍しい形での曲も聴けた、見れたので、大満足。

空から降ってくるvol.2はぜひDVD化してほしいなと思いましたとさ。

以上。