焦燥感とノイズ。

私的メモ帳。

lust / rei harakami


rei harakamiの4枚目のアルバム。
日本のエレクトロニカの名盤と言っても良いと…。

rei harakamiは録音機材にローランドのSC-88Proのみ(!)を使用していて、
それがこの人の作る音の特徴を強調していると思います。

ギターとかピアノとか、楽器って出す音に芯があるというか、
力強さみたいなのを感じるのですが、
この人の作る音はそれを感じない。輪郭がぼやけているような音。
柔らかく、包み込まれるような音。
そして、不安定というか不思議なコード感。

このアルバムで一番良いのは、
なんといっても細野晴臣のカバーでしょう。

owari no kisetsu

んで、自分が知ったきっかけは、
亡くなったというニュースからでした。もっと早く知りたかったなって思う。