焦燥感とノイズ。

私的メモ帳。

Field of the Moon@青山 月見ル君想フ



横でしか入らないんですけども!ヤプログさん!

ってことで行ってまいりました。今年初ライブ。

出演者は
中村佳穂
CRCK/LCKS
Schroeder-Headz
でございます。



 初めて行く箱。青山 月見る君想フ。もうめっちゃおしゃれ…。土地柄的+ネットでこのライブハウスの画像を見た事あったけれど、実際に行くともう…しゃ、しゃれおつ〜ってなっていた。笑 二階と一階があって、二階は柵に沿ってテーブルがついているので、ご飯食べながら見下ろす形でゆったり見ることができるかな。一階はスタンディングのみ。中央よりもちょっと後ろくらいがスピーカーの交差する位置で聴きやすいのかも。自分は入ってすぐにドリンクチケットをビールと交換し、流し込み、待機。客層は女性の割合多めだった、あと自分よりも少し年齢層高め?Schroeder-Headz目当ての人が多かったのかな、と個人的に思っている。
 で、一番最初、中村佳穂さん。この方がもうすごかったのです。ボイスパーカッションのRyoTracksさんと一緒にステージに、一曲目、アドリブ?自己紹介と共に今日の対バンの方の名前を出して、それをメロディに乗せて歌う。素敵でかつライブハウスの奥まで通るような歌声で、その時点でもう「うわっすげぇ…」しか言葉が出ない…。その後、宇多田ヒカルのトラベリング→今夜はブギーバッグにつなぎ目無く曲がいつの間にか変わっていたり、キーボードのボイス(タッチで音が変わるのすごくないですか!?とおっしゃっていた)を使って、わらべ歌のあんたがたどこさをアレンジして歌っていたり、音階スキャットが始まったり…!煮てさ 焼いてさ 食ってさのリフレイン。こんな感じ。ずっと自然体、それでいて身体からこみあげてくるエネルギーをそのまま音や歌声として放出していた。そのエネルギーがとてもパワフル。ほんと凄まじいものを観た…痺れた。RyoTracksさんの掛け合いも素晴らしかった、中村佳穂さんは時々目で合図を送ったり、煽ったり、その合わせ方もすんごい。今日一番良かった。また観たい。
 で今回のお目当て、CRCK/LCKS。個々のスキルの高さよ…!個々がジャズミュージシャンとして活動していたり、弾き語りで活動していたりで、演奏力が高い高い…。楽曲の展開も複雑だったりするのに、それを難なく弾いてしまう。各々ソロなんて熱量高めでガンガンに弾いていた…Goodbye girlでの小西さんのサックスソロ、井上さんのギターソロ。スカルでのノイズパートで小田さんが足を鍵盤に乗せてガンガンに弾いていたのが印象的。あとヴォコーダーね、あんなのもあるんだ!と。聴きたかった東京スカイツリー聴けたの嬉しかったな。楽しく、心地よいライブだった。Goodbye girl、東京スカイツリー、スカル、(好きだよと何度も歌っていたやつ)、簡単な気持ち、最後にクラックラックスのテーマ〆。他にもやっていたと思う。結構曲も作っているみたいで楽しみ。それにしても各々の活動をどう落とし込んだらこういうポップスバンドになるのかな、不思議だ。
 その後、物販へ。中村佳穂さんのCDを2枚とCRCK/LCKSのCDを1枚。で、計算したらお金が20円だけ足りなくて…「20円だけ足りなくて…(どれ買おうか迷っているんです)」っていう話をしたらRyoTracksさんと来ていた吉田ヨウヘイgroupの西田さんが10円ずつ出してくださった…。そして西田さんと握手するという…その時はてんやわんやで気づかなかったけれど、後々考えてみると、あっ!やっぱりそうだ!って。気づかないうちに憧れのギタリストと握手をしていた、手が大きかったよ…道理でストレッチフレーズをさーっと弾けるんだな…って思った。はあの時はすいません+ありがとうございました…。汗汗
 で、トリ。Schroeder-Headz。スマート、ポストロック色強めなピアノロック。変拍子ありで、キメではパシッと合わす。ピアノのメロディが素敵、あとリズム隊の二方はタイトに。ベースはタッピングも使用しつつ、テクニカルに、それでいて聴きやすく。外であるようなフェスで聴きたいと思った。
 もう3バンドとも良かったのです。最高の夜だった。

セトリ(他所から拝借)
no sign
HypeSurface
新曲(Northern Lights?)
Sleepin' Bird
absence of absolutes
Blue Bird
sketch of leaves

≪En≫Linus and Lucy





終演後の月はこんな風になっていました。