どうしても横で入ってしまうので勘弁…
行ってみるとこのムリウイのロゴの意味がわかります。
ってことで行ってまいりました。
yojikとwandaワンマンライブ。
昨日に引き続き、ライブ三昧。ということでyojikとwandaのワンマンライブがあるとのことなので祖師ヶ谷大蔵へ向かう。まだ学生ということもあって時間が有り余るほどあるので渋谷から歩くことに決め、東京メトロを乗り継いで15時くらいに渋谷着。そこからひたすら歩く、途中に国士舘大学があったな、こんなとこにあるのかと思った、アクセスは意外と良いのかな、どうなのかな。その近くを音楽を聴きつつ歩いていたら、原付に乗ったおばちゃんに道を聞かれた、自分も全く詳しくないのでどこへ向かうかだけ聞いてgoogle mapにて調べる。あのおばちゃん、ちゃんと目的地に着いていればいいなあ…。そんなことを考えつつ経堂に着く。駅前の栄えかたが都市部の外れ感、都市の冷たさがいくらか和らいでいるような、そんな雰囲気。ベッドタウンなんだなーって、あと近くのたい焼き屋さんがとてもおいしそうだった、食べておけばよかった！ そのまま二駅分歩いて、祖師ヶ谷大蔵へ、ウルトラマンが全面に押し出されていた、ここもアットホームな商店街がざーっと並んでいて少し住んでみたら面白いだろうなと思った。でも、開店し始めの鳥貴族に列ができていて、そう便利になるのはいいのだけれど、そうやって一般化してしまうことはとても寂しいことだとなんとなく感じていた。
で、そろそろ時間となったのでカフェムリウイへ。階段をのぼって、2Fにあるのかと思ったら、屋上まで行くのね！そのまま屋上にあるお店。なんか秘密基地っぽい。20分前に行ったら、お二方はリハーサルをしていた。ホットコーヒーを頼み、ちょうどど真ん中の席へ。しばらくしたら、徐々にお客さんが。それでも全体で10数人くらい。そして19時15分くらいからお二人が出てきて、はじまりはじまり。ブライアンイーノという曲。yojikさんの歌声、wandaさんのコーラス、ガットギター。お二方の歌はとてもとても優しい。ムリウイの雰囲気も相まってその場所にいる誰もがその優しさに包まれていくのをひしひしと感じた。自分がyojikとwandaを聴いたのが2014年の森道市場以来だったのだけれど、yojikさんがおっしゃっていた通り、聴く場所でも曲の雰囲気が変わるんだなあと。そしてそれを自然体のままできるお二方、凄まじい…。順番はぐちゃぐちゃだけども、ぼっちゃん、ポルカ→黒猫のタンゴ、てのつくあそび、世界の終わり、あなたのせい、愛は大きな、I love youを演奏していた。あなたのせいと愛は大きなが自分の中でとても沁みた曲、2ndは暗めの曲が多いのであまり聴かないのだけれど、もう一回聴き返そうと思った。歌詞が切なくて素敵。最後に隠れキリシタンを知らなくてはいけない時に作ったという新曲で第一部が終わった。しばらく経ったら第二部が、最初に洗濯機と踊ろう（未収録曲）を演奏し、そこから四季の経過に沿って曲を。夏から順に。以下順番はぐちゃぐちゃだけど、ナツ（小さなトランペットみたいなのをyojikさんが吹き忘れて、wandaさんが合図して吹いていた…笑）、夜は終わらない、午前5時、8月の光、未収録曲（リカ…？）、キリエ、三月の雪、フィロカリア、愛しのアンナ。MCではwandaさんが最近カラオケでコーラスを歌っていて、だから今ならなんでもハモれます、とおっしゃっていた！（yojikさんは盛りたくなるよね、と突っ込みを入れていた…笑）あと、wandaさんのガットギターの強弱のつけ方、コード感で奏者の感情の機微を表現していて、自分には真似できないなあと思った。ずっと聴いていたい。そしてアンコールで斉藤由貴の卒業をカバーしていた、「机にイニシャルを彫るあなた」という部分を歌うタイミングでyojikさんが彫刻刀で彫る動きをして、それにwandaさんが笑ってしまい、曲が途中で止まったり…。笑 その後に寸劇が始まる憧れのアコギ部のwandaさんが卒業してしまうため、yojikさんが第二ボタンをもらわなくては…という体で。yojikさんの変な動きにたいして、ドリフみたいと言って少しひげダンスをしたり、yojikさんが第二ボタンならぬガットギターの二弦をください！っておっしゃってwandaさんが少しあたふたしたり…。笑 そしてwandaさんの尾崎豊の卒業のカバー（この支配からの、この曲のカバーからの！と歌詞を少し変えていた）→斉藤由貴の卒業という流れ。最後に菜の花の曲（これも未収録曲）をしておしまい。ひたすら穏やかな、緩やかな時間が流れていて、優しい、良い時間だった。
終演後、wandaさんが翌日に誕生日で、お二人のお客さんから誕生日ケーキが！とても充実した夜でした。
