焦燥感とノイズ。

私的メモ帳。

プロジェクトFUKUSHIMA! 世界同時多発フェスティバル連動企画】 @nijinohashi2012 @吉祥寺STAR PINE'S CAFE



ってことで行ってまいりました。お目当ては青葉市子でしたが、全部のバンド、とても良かった。

最初は高田漣さんの弾き語り。2曲ほどやってました。いい声、いい曲で心地よい。

2番目はlounge steady。はねたリズムで、陽気な音楽を演奏。
ノリノリでした。最初にこういうバンド来るとあがります。

3番目は青葉市子。やっぱり風格があるというかなんというか。
そして、こんなにハミングが綺麗な人を自分は見たことがない・・・。笑
圏内の歌がとてもとても良かった。
元の旅人さんの曲を聴いたことがなかったけど・・・聴いておけばよかったなと後悔。

9/4も見に行こうかな・・・考え中。

青葉市子セトリ
1.不和リン
2.レースのむこう
3.空は肌色(新曲:キューピーハーフのCMの曲に詞を載せたもの)
4.圏内の歌(七尾旅人カバー)
5.春夏秋冬
6.ひかりのふるさと

4番目は類家心平(tp/DCPRG/菊地成孔DUB SEXTET/WUJA BIN BIN)× 鈴木正人(b/LITTLE CREATURES/菊地成孔DUB SEXTET)× 山本達久(ds,per)× 坪口昌恭(pf/東京ザヴィヌルバッハ/DCPRG/菊地成孔DUB SEXTET)× 中山晃子(live painting/VJ)
という形の即興?バンド。
現代音楽チック。そしてカオスに曲が進んでいきます。
というかみんなうますぎて、あいた口がふさがらなかった。
類家心平は足元でRT-20(?)とワウを操りながら、トランペットを吹いていた。
ピアノを即興でサンプリングしている形がとてもかっこよく、一番印象に残ってる。
あと山本達久のノイズの使い方、すごい、あれはすごい。びっくり。
だんだんとカオスだったのが一つにまとまっていく様がVJも相まって芸術的でした。

5番目は高田漣(gt)・伊藤大地(dr)バンド×鈴木正人(ba)
ゆったりした弾き語り。しゃれおつなコード進行。心地良い。

そのあと主催者の方が出てきて、このライブの説明などを話していた。
震災の話もしていた。やっぱり自分に関係のないことではないな、と改めて実感。
その方が音楽がどれだけ好きかというのが伝わってとても良かったです。

次は山本達久×伊藤大地
めっちゃ鳥肌。あのセッションを見て鳥肌が立たない人なんていないんじゃないかな。
凄まじい。やっぱりドラム好きだ!!

ラストは坂本美雨 × 権藤知彦×伊藤大地。とても民族的な音楽。
どこか異世界というか現実を忘れさせてくれるような心地いい、美しい雰囲気。少し退廃的か。
この後藤知彦さんはユーフォニウムともう一個民族楽器(?)を演奏していた。
どういう名前の楽器か気になる・・・。

アンコールは坂本美雨(vo)・権藤知彦(euph)・加藤雄一郎(sax/NATSUMEN/L.E.D.)・野村卓史(kb/NATSUMEN/WUJA BIN BIN)・伊藤大地(dr)。そして終了。

3時間ほどのライブ。とてもとてもいいライブ、何より自分がそんなに行かない系統のライブで、
とても新鮮で、とても心地良くて、発見がいくつもあって、何回も鳥肌が立って・・・。
うん、行ってよかった。